Wordで文章の途中に文字を入力しようとすると、
後ろの文字が消えてしまったり、
変換中の文字が少し下にずれて表示されたりする、というご質問を教室でよくいただきます。
操作を間違えたのでは、と感じることもありますが、
多くの場合は入力モードの設定が切り替わっているだけです。
Wordでは、入力モードが変わることで、
文字の入り方や表示のされ方が、いつもと違って見えることがあります。
今回は、その原因と元に戻す方法をご紹介します。
■ 今回の状況
文章の途中にカーソルを移動して文字を入力すると、
もともとあった後ろの文字が、
新しく入力した文字に置き換わって消えていきます。
また、文章の途中に戻って日本語を入力しようとすると、
変換中の文字が少し下にずれて表示されるように見えることもあります。
そのため、いつも通りの入力ができず、
戸惑ってしまうことがあります。
■ 原因
これは、Wordの入力設定が
「挿入モード」から「上書きモード」に切り替わっている状態です。
キーボードの右上付近にある
「Insert(インサート)」キーを、
知らないうちに押してしまうことで切り替わることがあります。
■ 解決方法
【キーボードで戻す方法】
1.キーボードの「Insert」キーを一度押します
2.文字を入力して、後ろの文字が消えないか確認します
※ ノートパソコンの場合は、
「Fn」キーを押しながら「Insert」を押すタイプもあります。
【画面で確認・切り替える方法】
1.Word画面の一番下にあるステータスバーを右クリックします
2.「上書き入力」にチェックを入れて、表示できるようにします
3.ステータスバーに表示された「上書き」をクリックして「挿入」に切り替えます
これで、通常の入力に戻ります。
■ 注意点
・上書きモードが有効な状態で、
文章の途中に戻って入力すると、
文字が消えたり、入力位置がずれて見えたりすることがあります
・特別な理由がない限り、
「挿入モード」のまま使うのがおすすめです
■ まとめ
・文字が消えたり、入力位置がずれて見える原因は「上書きモード」です
・「Insert」キーで簡単に切り替えられます
・画面下(ステータスバー)に入力モードを表示しておくと安心です
・設定が切り替わっているだけなので、落ち着いて確認しましょう
入力の動きがいつもと違うと感じたときは、
教室でも一緒に確認しますので、
気軽に声をかけてください。

